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平成30年度ケアマネ試験 合格発表!合格率は・・・過去最低!!!

      2018/12/06

前回のエントリーで
合格率は上がるはず!!

と断言していたのですが、まさか。

合格率は過去最低になりそうです。

各都道府県の発表では10%前後の合格率。
ケアマネ試験合格者数はついに5,000人を下回りました。

これ、本当にとんでもないことになりそうです。

ケアマネ試験の合格者数と合格率

各都道府県ごとの発表しかまだありませんので、
主要な都道府県での発表を紹介したいと思います。

受験者数の多かった都道府県から7地区を抜き出してみました。

都道府県 受験者数 合格者数 合格率
東京都 3,636人 469人 12.9%
大阪府 2,970人 312人 10.2%
北海道 2,889人 262人 9.1%
神奈川県 2,291人 281人 12.3%
愛知県 1,983人 261人 13.2%
埼玉県 1,889人 265人 14.0%
福岡県 1,825人 191人 10.5%

ちなみに、合格者数の一番少なかったのは香川県で20人。
合格率が一番低かったのも同じく香川県で4.6%でした。
20人しかいないケアマネ研修。
講師やファシリテーターの人数の方が多くなってたりして。

合格率が一番高かったのは埼玉県で、それでも14.0%。
前回の合格率が21%だったことを考えれば、
いかに今回の合格率の低さが異常かがわかります

なぜこのような合格率になったのでしょうか。

介護支援分野の合格基準点

介護支援分野の合格基準点は13点(25点満点中)

この点数、今回の基準が厳しいというわけではありません。
過去の試験を見ていてももっとも低い合格基準点がこの13点です。
前回の試験では15点でした。
ここ10年は13点から15点の間で推移しています。

13点以下の合格を認めるつもりはなかった。
ケアマネの質の問題といった声もある以上、25点満点中11点や12点で合格というわけにはいかないので、
13点で設定したということなのでしょうか。

問題の難易度の調整ができていなかったんじゃないかなという感想しかありません。
難しすぎたんでしょうね。

これ、本当にケアマネ資格をつぶしに来ているんじゃないでしょうか・・・。
ケアマネの有資格者を減らし、
今後、高齢ケアマネが次々現場を離れていくのを見越して
ケアマネの数を減らし、ケアマネという職種をなくしてしまおうという考えなのではないでしょうか。

ただでさえ介護職が少ないのですから、
貴重な現場の介護福祉士がケアマネなんかに取られるよりも、
10年現場続けてれば新しい処遇改善加算がついてくるよ、なんて。

ただの憶測であることを願いたいですけど。

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