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第10回介護支援専門員実務研修受講試験、受験者数と傾向

   

第10回介護支援専門員実務研修受講試験、受験者数と傾向(ケアマネジメントオンラインより)

厚労省は11月1日、第10回となる「介護支援専門員実務研修受講試験・受験者数」を公表した。

今回の受験者数は139,030 人で、昨年の138,262人より768人、0.5%の微増にとどまり、6年連続の
増加ではあるがほぼ横ばい。
都道府県別にみると、もっとも受験者が多かったのは東京で11,419人、大阪11,465人、神奈川8,114
人が上位3県。ほとんどの件で平年並みだが、西へ行くほど減少している県が多くみられ、九州は福岡以
外の全県で減少している。

データは10月30日現在で各都道府県から報告を受けた受験者数を集計したもの。カッコ内は昨年度
(第9回)の受験者数。赤い数は減少した県

北海道 7,537 人 (7,090人)
青森県 2,407 人 (2,407人)増減なし
岩手県 1,688 人 (1,661人)
宮城県 2,846 人 (2,961人) 
秋田県 1,719 人 (1,613人)

山形県 1,520 人 (1,540人)
福島県 2,343 人 (2,294人)
茨城県 2,936 人 (2,909人)
栃木県 1,771 人 (1,745人)
群馬県 2,205 人(2,059人)

埼玉県 5,977 人(5,620人)
千葉県 5,339 人 (5,283人)
東京都 11,419 人 (11,042人)
神奈川県 8,114 人 (7,771人)
新潟県 2,520 人 (2,731人)

富山県 1,287 人 (1,173人)
石川県 1,296 人 (1,401人)
福井県 815 人(790人)
山梨県 785 人 (751人)
長野県 2,409 人 (2,453人)

岐阜県 1,997 人 (2,216人)
静岡県 3,098 人 (3,349人)
愛知県 5,943 人 (6,241人)
三重県 2,237 人(2,199人)
滋賀県 1,283 人 (1,254人)

京都府 2,704 人 (2,700人)
大阪府 11,465 人 (11,097人)
兵庫県 6,294 人 (6,245人)
奈良県 1,618 人 (1,572人)
和歌山県 1,590 人 (1,589人)

鳥取県 822 人 (852人)
島根県 1,013 人 (1,089人)
岡山県 2,613 人 (2,549人)
広島県 3,174 人 (3,409人)
山口県 1,484 人 (1,532人)

徳島県 1,315 人 (1,299人)
香川県 1,170 人 (1,099人)
愛媛県 2,158 人 (2,078人)
高知県 1,227 人 (1,237)
福岡県 6,188 人 (5,979人)

佐賀県 1,134 人 (1,190人)
長崎県 2,248 人 (2,410人)
熊本県 2,540 人 (2,554人)
大分県 1,614 人 (1,714人)
宮崎県 1,492 人 (1,544人)

鹿児島県 2,236 人 (2,586人)
沖縄県 1,440 人 (1,385人)

合計 139,030 人(138,262人)

 

ということで、今年の受験者数はほぼ横ばいの微増となっています。

ケアマネ受験者のうち、前回の合格者はわずか2割。
残りの8割は不合格だったわけですから、その多くが今年受験したと考えると、
微増とはいっても、ケアマネという資格を欲しがる人が少なくなってきたということなのでしょうか。

その要因のひとつとして、
介護労働の離職率が高いことで、実務経験を積み上げることができない介護職、
逆に、看護・医療の専門職はケアマネ資格取得に対して、消極的になっているのかもしれません。

さて、今年の合格率は、合格基準点はどのようになるのでしょうか。。。

 

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